リヨン第3大学留学

フランス、リヨンの留学記と日本文化をフランス語で紹介するブログです

クレープ@Vieux Lyon

こんにちは。

ごうです。

 

前回ミニチュア博物館に行った話を書きました。

 

今回はそれの前と後に食べたクレープ屋さんの話。

 

お昼ご飯を食べたのは、Musée Miniature et Cinéma の隣(本当に隣)のクレープ屋さん。

(入り口の写真を撮り忘れたので、そのうち更新します! )

 

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味付けはRoquefort という羊乳から作られるブルーチーズの1種を使ったクリーム。

 

かなり癖の強いチーズですが、この味がとても美味しい!

 

日本のスーパーや輸入品を扱うお店で買ったブルーチーズってすごい臭いで正直あまり好きではなかったです。

 

しかし、フランスに来て、新鮮なのかよくわからないですが、フランスのブルーチーズが好きになりました!

もちろんカマンベール、クリームチーズなども好きです!

 

スーパーやマルシェにはたくさんの種類のチーズがあるので、今はいろいろ試している最中です笑

 

そしてそのままでも美味しいのですが、フランスパンにとてもとてもよく合います。

 

 

この日は食後にエスプレッソという贅沢を味合い、お昼は終了。

 

これで8ユーロ。

うーん日本と比べるとちょっと高いかな?とも思いましたが、美味しかったので満足。

 

そこまでお腹が空いていなかったので、コース(Menu)にはしませんでした。

ちなみにコースは16ユーロからありました。

 

この博物館に行く人でクレープが食べたいならぜひおすすめです。

 

 

 

 

このあと4時間ほど、博物館(美術館)を見て回り、ちょっと疲れたなーというところで、カフェへ。

 

 

 

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これも見ての通り、またクレープ

クレープ好きなんです。

今の所、クレープの中で、フランスで一番お気に入りはブレストで食べたガレットですね。 

 

日本のミルクレープも大好きです。

 

カフェは博物館からまた徒歩5分ほどのところ。

 

こちらも友達のおすすめで行きました。

 

 

 

 

こちらもお店の写真を撮り忘れました。

(雨だったというのもあり、携帯を鞄の中に入れていたのが原因。)

 

お店の雰囲気はアンティークな感じを基調として、静かな時が流れていました。

日曜日もやっていているのはいいですね。

店内にはあまりお客さんもおらず、ゆったりくつろげました。

 

ちょっとした休憩には最適だと思います。

 

www.lyonresto.com

 

こちらにお店の雰囲気、外観が紹介されているので、ぜひ見てみてください。

 

 

 

ワッフル?ゴーフル?

 

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ここKrépiôtにきて、友人がゴーフルを頼みました。

 

 

実際にゴーフルが出てきてびっくり!

 

ゴーフルって自分が想像していたあのゴーフルと違う。

 

日本でゴーフルというと、凮月堂のあのお菓子を思い浮かべますが、

 

フランスでは、日本でいうワッフルがゴーフルにあたるようです。

初めて知りました。

 

ゴーフルは日本の商品名ということですね。

 

ちょっと気になったので調べてみました。Wikiがメインなので、真偽のほどは定かではないです。

 

 

フランス語ではgaufre 

 

英語ではwaffle

 

この違いはどこから?

 

 

gaufreの起源はフランク語の《wafla》にあるようで、これがフランスに入ってきた時、

Ménagier de Paris※の中で綴りがgauffreになったんだとか。

 

※Ménagier de Parisというのは14世紀の料理本。

 

 

 

その後、goffre とJean Nicot が辞書の中で表記しましたが、

 

1762年のアカデミーフランセーズの辞典の中で、《f》が1つ落とされ、

 

さらには、Jean-François Féraud のDictionnaire critique de la langue française という辞書ではgâufreとなりました。

 

最終的に、19世紀になり、gaufreが一般的になったようです。

 

フランク語でwafla であったため、ゲルマン語に起源を持つ英語では、waffleとなりました。

 

おそらくですが、日本では英語からワッフルが入ってきたのでしょう。

 

参考Wikipédia 

Gaufre (cuisine) — Wikipédia

Jean Nicot — Wikipédia

 

今回はさっと調べたのでネットを使いましたが、真実かどうかがまだわからないので、文献もあたってみようと思います。

 

フランスで文献探すって大変そうだな〜。。。

 

 

大学ではフランス語と同時に言語学を専攻しているのですが、こういう語源って面白いです。

 

どこから来たのか、を探ることで、歴史の1ページを垣間見ることができます。

また、なぜその言葉が使われたのか、どういう背景を持つのかを調べると、当時の考え方、風習が少しわかるような気がします。

 

 

 

 

【今日の単語】

un tamanoir アリクイ

 

 

 

 

 


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20/09/2016

ごう