Musée Miniature et Cinéma Lyon に行ってきました
Bonsoir,
ごうです。
今日は日曜日。
C'est dimanche.
フランスの日曜日はたいていのお店が休みで、閑散としています。
A Lyon, en général, beaucoup de magasins, supermarchés, restaurants, etc. sont fermés. Il me semble peu fréquanté.
また、ここ数日は雨が続いていて気温も一気に秋へと変わりました。
Et puis, la température a changé rapidement basse à cause de pluie quelque jours.
A Lyon, c'est l'automne.
そんな今日はスーパーに行ってきました!
aujourd'hui, je suis allé au sepermarché.
スーパー?
ではなくて、
タイトル通り、今日はフランス人の友達とミニチュア、映画博物館へ行ってきました。
その名もMusée Miniature et Cinéma Lyon!
上の写真は博物館のミニチュア模型の1つ。
Aujourd'hui, je suis allé au Musée Miniature et Cinéma.
ちょっとフランス語でも書いてみました。
変なところあったら指摘してください!
5階建てで8つの部屋からなりますが、それぞれの部屋は大きくなく、普通に見て1〜2時間ぐらいで見て回れます。
自分は説明を理解するまで読み、途中30分ぐらいのガイドを聞いたりしたので、4時間ほどかかりました。それに日曜日で混んでいるというのもありますね。
では、一部をご紹介したいと思います。
まず、入ると1階には映画 Perfume : The Story of the Murderer 邦題「パフューム ある人殺しの物語」で使われたという舞台セットがありました。
主人公が香水を調合中。
この映画は見たことがないですが、薄暗い、不気味な雰囲気がすごく伝わってきました。(写真は明るくなってしまいましたが、ここの雰囲気は洞窟の中のよう)
こちらでは映画のために作られる舞台セットについての説明です。
舞台セットの利点が挙げられていました。
説明を読んで理解していると時間がかかりますが、勉強になりますね。
幸いそんなに難しい単語はあまりなく、時に英語を参照してなんとか理解できます。
こちらは映画トロイのワンシーン。
映画 RRRrrrr!!! で使われたセット。
原作見ていませんが、この映画はとても面白くおすすめだそうなので、ぜひ見てみます!
ハリーが最初に受け取った手紙。ちゃんと「The Cupboard under the stairs (階段下の物置内) 」と書かれています。
それに「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」でハリーが使っていた杖。
とても鋭利で、精巧にできています。
デジタル技術の革命についての説明。
白黒からカラーへの進化を遂げて以来の大躍進だそう。
映画を文字通り作り直すことができるようになった。
こちらは撮影で使われるミニチュア世界について。
壊されるものはミニチュアで作るんだそう。でもそのミニチュアも本物同然のクオリティー。
リヨンは白黒映画を世界で初めてフィルムにしたリュミエール兄弟の故郷であり、だからこそ、こうした博物館があり、映画の歴史を知ることができるのかもしれません。
今まで、映画は観るものであり、その製作背景や、セットなどにはあまり関心を抱いてきませんでしたが、この博物館を訪れて映画の裏側というか、そうした背景に興味を持ちました。
映画はもちろん1人では作れません。
監督、役者、音楽、舞台、など多くの人の結晶であるわけで、今まではストーリーを重視してみていましたが、ちょっと視点を変えながら色々な角度で映画を楽しめるようになりたいです。
自分でさえそうなので、映画好きの方にはたまらなく、楽しい場所だと思います。
さて、変わりましてミニチュア世界へ。
部屋の1室。
この部屋の中から外を見たら、たくさんの巨人に怯えていることでしょう。
こちらはキッチン。
りかちゃん人形の世界を思い出します。
自分には姉妹が3人いるのですが、こうしたこまこました道具もあった様な気がします。
こちらはネズミの世界。
シルバニアファミリーを想起しましたが、こちらの方がリアル。
かぼちゃとりんご。りんご1つ1つに至るまでよくできています。
授業中です。
ここで気になったことが1つ。
右上の子供の手に注目してみると、指をたてています。
手を挙げるときに指を立てるのがフランス流なのでしょうか。
聞いてみたところ、フランスの子供は
Levez le doigt.(指を立てて)と教えられるんだそう。
英語ではRaise your hand.
と習いました。
(アメリカの小学校、中学校はわかりません。)
日本語でも「分かったら手を挙げてください。」
というので、文化の違いですね。
武士もいました。
タイトル 「Samuraïs au 1/12ème 」
En porcelaine de Limoge et décoré à la feuille d'or
リモージュの磁器と金箔でデコレーションされている。との説明。
タイムマシン!
ここは影絵の世界。
こういうアート好きです。
小物シリーズ。
すごい。という言葉が止まらない。
最後の部屋はDan Ohlmannの作品が並びます。(ちなみに上のタイムマシンも)
ここは彼専用に当てられた部屋で、2005年にオープンしました。
彼は家具職人かつインテリア建築家であるとともに、ミニチュアにも精を出して20年間さまざまな作品を作ったんだとか。
彼の使うミニチュア技術が記されており、1つのミニチュアを完成させるのに4ヶ月から15ヶ月しかかからないようです。
あるサイトに彼へのインタビューにありました。
Au musée, une salle entière est dédiée à vos miniatures. Où trouvez vous votre inspiration ?
Dan Ohlmann – C’est une inspiration contemplative. Il y a des endroits qui me touchent et qui représentent bien la chaleur humaine. Je prend un millier de photos, je prend des mesures, et je fait des croquis dans un soucis de réalisme. J’aime les lieux très fantomatiques.
「美術館にはあなたのミニチュア用に割り当てられた部屋がありますね。どこで(どこから)インスピレーションを得ていたのですか?」
Dan Ohlmannー物思いに耽るようなひらめきですね。ミニチュア世界には私の心を打つ場所、人間の温かさを表現する場所があります。何千枚もの写真を撮り、大きさを測り、現実世界に配慮しながら略図を書きます。そうした幻想的な場所が好きなんです。
訳は自分がしました。おかしいところあったら是非指摘してください。
まだまだ未熟なので。
引用はこちらから。
[Interview] Dan Ohlmann – Miniaturiste
では早速作品を見ていきます。
こちらは80年代の食堂。
あれ、どこか懐かしいと思ったら、やはり日本のお寺をイメージしたもの。
「Temple de Kurama」 Japon
今にも人が入ってきそうな雰囲気のパーティー会場。
バー。
これからソワレが始まります!
こちらは気になった1枚。
タイトルは「Les oeuf 」
Atomosphère et souvenirs d'enfance
子供時代の雰囲気と思い出。
車はパンクし、寂れています。その中に卵が2つ。
これが子供時代の思い出とはどういうことなんだろう。
これから生まれ大きくなる前を表しているのか、それとも単純に貧しさなのか。
もう少し調べてみる必要がありそうです。
いかがでしたか?
日本ではミニチュア博物館なるものに行ったことがなかったので、新鮮で、見ていてとても楽しかったです。
作品はとても精巧にできていてまるで本物のようでした。スモールライト使って生活ができそうですね。
C'est joli !
Mignon !
Super ! !
何度言ったかわかりません。笑
また、映画の舞台セットやコスチューム、マスクなどの道具もオリジナルのもので知っている映画の作品を見ると、気持ちが高ぶりました。
見たことない作品も多かったので、友人が教えてくれたおすすめの作品はぜひ見てからまた行きたいですね。
リヨンを訪れた際はぜひ足を運んでみてください。
今日訪れたMusée miniature et Cinéma のホームページはこちら。
場所はVieux Lyon にあります。駅から徒歩5分ぐらいです。
Il se trouve à Vieux Lyon et cinq minutes à pied de la gare.
【今日の単語】
crémaillère =fête de nouvelle maison 新居祝いのパーティー
prendre la crémaillère
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18/09/2016
ごう